■背景の描き方

シンプルに説明していきます。

1.レイアウト

まず描きたい構図をイメージします。

2.ラフを描く

今回はパースを使ったのでパース補助線を描きます。

パースについては一点に収束するような集中線を描けば十分です。
キャンバスに米印描くだけでも良いですよ。

そしてパースをもとにラフを描く。



3.ラフをもとに線画を描く

別レイヤーを上にしてラフをなぞるように鉛筆で頑張って描きます。ラフのレイヤーの不透明度を
下げて描くとやりやすいですよ。あとは気合です!



4.下地色を塗る

線画とは別の塗るためのレイヤーを用意してあげて、線画のレイヤーの下に配置します。それで塗っていきます。
線画レイヤーは一番上ですよ!自動選択ツールで選択して各パーツをバケツで流し込んで塗ります。
線はしっかり閉じておきましょう。








なんとなくこんな色じゃないかな?って感じでぺたぺた塗っていきます。
今回は夕方なのでちょっと暗めの色を塗っていくと良いですよ!

5.塗り込む

新しいレイヤーを作って塗りこんで行きます。レイヤーの位置は線画レイヤーとさっきの下地色を塗ったレイヤーの
間に入れます。
レイヤーいっぱいわけて部分部分塗っていくと失敗してはみ出てしまったときに
修正が楽ですよ。こっからは気合で塗っていきます。










ブラシの不透明度やサイズを変えて濃淡を付けて塗っていきます。
色と色を重ねると深みが出ますよ。
僕は新海誠さんの影響を多大に受けているので色合いを参考にしながら塗っています(笑

6.カーテンを描く

これはレイヤーの不透明度を50%くらいにして合成します。


ここらへんでキャラのハイライトとか陰も塗っちゃいます。



7.エフェクトを加える

エアブラシなどでしゅっしゅっして描きます。ブラシサイズを大きくして描くのがポイントですよ!
濃すぎると思ったらレイヤーの不透明度を下げて合成します。


これで完成です。


ある程度描ける人にとってはこれらは当たり前かもしれませんが、なるべく初めての方も
直感的に楽しんで描けるよう難しい効果の説明などは省いています。


写真トレース法に関しては写真を一番下のレイヤーにして「3.ラフをもとに線画を描く」から入って気合でやります!

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